
2026.09.30
「英語をそろそろ始めさせたい。でも、何から手を付ければいいのか分からない」。そう思って調べ始めると、本屋には教材が並び、アプリもあり、英会話教室のチラシも届きます。どれも良さそうに見えるぶん、かえって決められなくなるものです。
ご自身で英語を教えるのが難しい場合、何を基準に選べばいいのかも分かりません。小学生のお子さんがいるご家庭から、よく聞く声です。
小学生の英語は、アルファベット → 単語 → 文法 → 使うの4段階で積み上げます。お子さんが今どこまでできているかが分かれば、どこから始めるかは決まりますので、教材や教室を選ぶのは、そのあとで大丈夫です。確かめ方は「お子さんが今どの段階にいるかを確かめる」にまとめました。
英語は積み上げ式の教科です。アルファベットが読めないまま単語を覚えても、単語が読めないまま文法を学んでも、身につきません。その積み上げを、大きく4つに区切ってみます。
| 段階 | 学ぶこと | できるようになる目安 |
|---|---|---|
| 第1段階 | アルファベット | 大文字・小文字を読めて、書ける |
| 第2段階 | 単語 | 読んで意味が分かる。書ける |
| 第3段階 | 文法 | なぜその形・その語順になるのかが分かる |
| 第4段階 | 使う | 話す相手に言いたいことが伝わる。テストや英検で問われる形でも答えられる |
この4つの区切りは、家庭で始めるときの目安です。そのうえで、英語を外国語として学ぶ人が英文を読んで意味を取れるかどうかには、文法と単語と、文字を音にする力が関わっていて、なかでも文法をどれだけ理解しているかで、いちばん差がついていたという研究があります。(Jeon & Yamashita, 2014/Hamada ら, 2024)
ただ、順番どおりに進んでいなくても心配はいりません。4つは重なりながら進むもので、文法が分かっている子ほど、知っている単語も多かったという研究もあります。(Hu ら, 2022)ですから、この4段階は次に何をするかを決めるための目安として見てください。
ここからは、それぞれの段階でどこまでできたら次に進めるのかを見ていきます。
小文字でつまずくお子さんは少なくありません。b と d、p と q のように、形が似ていて混同しやすい文字があるためです。ここが曖昧なまま先へ進むと、単語を読むときに毎回引っかかります。
アルファベットを覚えるときに、「この文字はどう読むのか」という文字と音のつながりも一緒に扱っておくと、次の段階で単語を読むのが楽になります。
単語で大切なのは、読める状態で覚えることです。新しい単語は、まず音としてしばらく頭に残り、そのあいだに忘れにくい記憶に変わっていく、という研究があります。(Baddeley ら, 1998)読み方が分からない単語は、音と結びつけて覚えられません。
多くのお子さんがつまずくのは、「ブック」を BUKKU と書いてしまうような、音は合っているのに綴りがずれるところです。ただ、good の o を「ウ」と読むように、ずれ方には決まりがあります。決まりが分かると、単語は覚えやすくなります。
英語が身につくかどうかを分けるのが、この第3段階の文法です。
「小学生に文法」と聞くと身構えるかもしれません。ここで言う文法は、不定詞や三単現といった用語を覚えることではありません。「どうしてその形になるのか」を、子どもが分かる言葉で理解することを指します。
単語を並べれば文になる、というわけにはいきません。英語には「誰が → どうする → 何を(主語 → 動詞 → 目的語)」という語順の決まりがあり、その決まりには理由があります。
I play tennis. なのに He plays tennis. では、どうして s が付くのかDo you 〜? と頭に別の語が出てくるのかこの「どうして」に答えられる状態が、文法が分かっている状態です。理由を先に理解しておくと、決まりが分かっているぶん初めて見る文でも意味を取れるので、覚える量そのものが減ります。
逆に理由を飛ばすと、文のパターンを一つずつ丸暗記することになります。小学生のうちは覚えきれても、中学で扱う文が増えたときに、文法の理解が曖昧だったことがつまずきとして表に出る場合があります。
文法が分かったら、実際に使う段階です。ここでできるようになることは、2つあります。
ひとつは、英語で話す相手に伝わること。「誰が → どうする → 何を」という語順が分かっていると、自分の言いたいことを、その場で組み立てて言えます。決まった言い方を覚えているだけだと、聞かれ方が少し変わったときに答えられなくなります。理由が分かっていれば、初めての場面でも自分で文を作れます。
もうひとつは、テストや英検で答えられること。「テストのための英語なんて意味がない」と感じる方もいると思います。本当に使えるのは話せて伝わる英語ですから、その感覚はもっともです。ただ、学校のなかでお子さんの英語の力を見てもらえるのは、テストで正しく答えられたときだけ、というのも現実です。
だから、身につけた力をテストや英検で答えられる形にしておくことも、ひとつの力だと考えています。そこまでできて初めて、高校や大学を選ぶときの選択肢が広がります。
それに、文の仕組みを理解したうえで書けるようになると、言葉そのものを一段引いて見られるようになります。「なぜこの語順になるのか」を考えられるお子さんは、実際に英語を使う場面でも、自分の言い方を確かめながら話せます。
話して伝わることも、テストで答えられることも、もとは同じ「自分で文を組み立てる力」です。だから第3段階の文法が分かっていれば、どちらにもつながります。
始め方を決めるには、今どこまで来ているかを知るのが先です。ご家庭でも次のように確かめられます。
dog book run などを読めて、意味が言えるか → 読めなければ第2段階(単語)からHe plays tennis. の s が付く理由を説明できるか → 説明できなければ第3段階(文法)から(「主語が He や She で、ふだんの習慣を言うときは動詞に s が付く」と言えればOKです)ぜひ、お子さんと一緒に試してみてください。
学年は関係ありません。小学2年生でも小学6年生でも、書けなければ第1段階(アルファベット)から始めます。逆に、すでに単語が読めて意味も分かるお子さんなら、第2段階(単語)はもうできているので、第3段階(文法)から取り組めます。
「うちの子は何年生だから、ここから」と決める必要はありませんよね。今できていることの、ひとつ先から始める。それがいちばんの近道です。
4つの段階のうち、多くのお子さんが足踏みするのが第3段階の文法です。理由は2つあります。
第1段階(アルファベット)と第2段階(単語)は、市販のドリルやアプリでも進められます。アルファベットを書く練習も、単語を覚える練習も、答えがはっきりしているからです。
でも、第3段階(文法)はここが違います。「どうして s が付くのか」を、子どもが分かる言葉で説明する必要があるためです。答え合わせだけでは足りません。保護者ご自身が英語を教えられない場合、ここでご家庭で教えるのが難しくなります。
文法を飛ばしても、単語を覚えて当てはめれば、短い文なら通じます。小学生のうちは、それで足りてしまう場面が多いのです。困りごとが表に出るのは、扱う文が長くなり、量が増えたとき。多くの場合は中学に入ってからになります。
ここで言う文法は、用語の暗記ではありません。「どうしてそう言うのか」を、子どもが分かる言葉で説明してもらうことです。
理由をはっきり説明する教え方のほうが、説明せずに英語に触れさせるだけの教え方より伸びが大きいという研究があります。(Spada & Tomita, 2010/外国語学習の41の研究をまとめた分析)テストで答えるときだけでなく、自分から話したり書いたりするときにも差が出ていました。効果の出方には個人差があります。
つまり、説明を受けて理解することと、話せるようになることは、両立します。「文法をやると話せなくなる」ということはありません。理由が分かるから、その場で自分の文を作れるようになります。話せることとテストで答えられること、どちらも第3段階(文法)の先にあるのは、このためです。
文法が問われるようになった身近な例が、英検3級です。3級からはライティング(英作文)と面接が加わります。さらに2024年度からは、ライティングにEメールの返信を書く問題も加わりました。
面接で何をするのかを、英検協会が公開しているサンプル問題で見てみます。面接では、次のような問題カードを渡されます。
※英検協会のサンプル問題をもとに作成したイメージです
① 問題カードの短い英文を声に出して読む
例)Listening to the Radio(ラジオを聞くこと)という題の、3文の短い英文
▼
② 英文の内容についての質問に答える
例)What can people learn from the radio?(ラジオから、人は何を学べますか?)
▼
③ カードのイラストを見て、質問に答える
例)What is the man going to do?(男性は何をしようとしていますか?)
答え方の例)He’s going to read a newspaper.(新聞を読もうとしています)
例)How many cups are there on the table?(テーブルの上にカップはいくつありますか?)
答え方の例)There are two cups.(2つあります)
▼
④ カードを裏返して、自分のことを答える
例)What do you like to do on weekends?(週末は何をするのが好きですか?)
ライティングも、自分で英文を組み立てる問題です。2026年度第1回(2026年5月実施)では、次の2題が出ました。
| 問題 | 出題の内容 | 語数の目安 |
|---|---|---|
| Eメール | 外国人の友達から「インドから帰る飛行機の中で何をしたの?」「昨日は何時に家に帰ったの?」と聞かれ、返信を書く | 15〜25語 |
| 英作文 | 「Do you like to get up early in winter?(冬に早起きするのは好きですか?)」に、自分の考えと理由を2つ書く | 25〜35語 |
Eメールの問題は、次のような形で出題されます。下線の2つの質問に答えながら、返信を書きます。
※英検協会の2026年度第1回 一次試験の問題をもとに作成したイメージです
どれも、単語を覚えて音を聞き取るだけでは答えられません。自分で文を組み立てる力が問われます。
特に、サンプル問題にも出てきている疑問詞疑問文(What や How many で始まる質問)の意味や、その答え方などは、しっかりと文法を頭の中で整理して理解していないと、正しく答えるのが難しくなります。
5級・4級は、短い文を読んだり聞いたりして答える問題が中心ですが、3級から先はその進め方では届きにくくなります。多くのお子さんが足踏みするのが、ちょうどこの地点です。
中学に入ってからの立て直し方は 中学生の英語の成績の上げ方、すでに塾に通っていて英語だけ伸びない場合は 個別指導塾で英語が伸びない理由 でくわしく紹介しています。
すでに英会話教室に通っている、または英語の歌や動画に親しんでいるご家庭も多いと思います。この始め方は、とても良い選択です。
英語の音に慣れておくと抵抗がなくなり、「英語は楽しいもの」という感覚が残ります。この感覚は、後から作ろうとしても簡単には作れません。すでにお子さんが英語を楽しんでいるなら、それはとても大きなことです。
そのうえで、次に何をするかを考えてみましょう。音に慣れているお子さんは、第1段階(アルファベット)と第2段階(単語)を、比較的速く進められます。聞いたことのある単語が多いためです。
そこで次にやりたいのが、第3段階の文法です。今の楽しい学び方をやめる必要はなく、そこに文法を足していくだけです。
実際にあった質問を挙げます。英会話教室に通っていて英語が伸び悩んでいた小学生が、Let's study in the library. を見て「in the library はなぜこの語順になるんですか」と聞いたそうです。文を丸ごと覚えていくやり方だと、話せるようにはなっても、こういう「なぜ」が残ります。
この子がつまずいていたのは前置詞でした。in は「〜の中で」を表す言葉で、場所を表す名詞の前に置きます。だから「図書館で」は in the library の順になります。ひとつ分かれば、同じ形の文がまとめて読めるようになります。
「始めるなら英会話教室? それとも塾?」というご質問もよくいただきます。どちらが良い・悪いという話より、重視している力が違うと考えると選びやすくなります。
教室によって違いはありますが、一般的にはこう分かれます。
| 重視することが多い力 | 向いている場面 | |
|---|---|---|
| 英会話教室 | 聞く・話す。英語に慣れ親しむ | 英語への抵抗をなくしたい。音に触れさせたい |
| 英語塾 | 文法。読む・書く力と、自分で文を組み立てる力 | 学校の英語につなげたい。中学に備えたい |
同じ英語でも、扱う段階が違います。「英会話に通っているから学校の英語も大丈夫」とは限らないのは、このためです。
ただ、英会話教室と英語塾は、この表のようにきれいに2つに分かれるものでもありません。英語塾のなかにも、会話の文を聞いて口に出すところから入って、そのうえで「どうしてその形になるのか」を説明するという進め方をしているところがあります。話せることとテストで答えられること、この形ならどちらにも届きます。
どちらを選ぶかは、ご家庭の目的で決めてしまって大丈夫です。
4つの段階はどの学年でも同じです。学年によって変わるのは、使える時間と理解する力です。
小学2年生・3年生から始める強みは、時間に余裕があることです。第1段階(アルファベット)と第2段階(単語)を、急がずに進められます。
「読み書きはまだ早いのでは」と思われがちですが、書く量を少なめにすれば、無理なく進められます。時間をかけられるこの時期だからこそ、土台を丁寧に作る価値があります。
理解する力が育っているので、説明を聞いて納得しながら進められます。第3段階(文法)に進みやすい時期です。
学校でも英語の授業が始まっています。学校で聞いた内容と教室で学ぶ内容がつながると、理解が深まります。
正直にお伝えすると、6年生からでは遅いというのが、ハピクル英語塾で小学生を見ている教室長の実感です。
理由は学校の教科書にあります。学習指導要領の改訂で、中学で覚える単語の量が増え、扱う文法も広がりました。親世代が習ったときよりも内容が難しくなっているので、「中学からでも間に合う」という感覚のままだと、入学してから授業についていくのが大変になります。5教科をまとめて見る塾で、英語をそのうちの1教科として扱う形では追いつきにくいのも、ここに理由があります。
ただ、遅いからといって打つ手がないわけではありません。ハピクル英語塾では英語1教科に時間を集中させる形で、小学6年生や中学1年生から始めたお子さんも、中学の英語に間に合うよう指導しています。
6年生から始めるなら、意識したいのは中学の英語で問われる読む・書く力を、入学までに身につけておくことです。中学に入る前に第3段階(文法)まで進んでおくと、入学後の負担が変わります。
段階が分かったら、手段を選びます。体験授業や教材選びで、次の4点を見ておくとミスマッチを減らせます。
1. 今の段階から始められるか アルファベットから始めてもらえるか、ある程度知っている前提で進むか。体験のときに、最初に聞いてみましょう。
2. 「どうしてそうなるのか」を説明してくれるか 答えの出し方だけを教えて、あとは問題量で押していないか。理由から説明してもらえるかで、第3段階(文法)に進めるかどうかが変わってきます。同じところでつまずいたとき、もう一度説明してもらえるかも聞いてみましょう。
3. 前の段階に戻れる仕組みがあるか 英語は積み上げ式です。つまずいたときに前の段階まで戻って教えてもらえるかを確認します。今の内容をなぞるだけの進め方だと、曖昧さが残ったまま先へ進んでしまいます。
4. 子ども本人が「また行きたい」と思えそうか つい後回しにしがちですが、続かなければどんな内容でも積み上がらないので、ここで結果が大きく変わります。先生との距離感や教室の雰囲気は、体験で確かめられます。
ここまでの4段階、とくに第3段階の文法を正面から扱うのが、英語1教科の専門塾です。授業では、話す練習と、テストや英検の問題に答える練習の両方を行います。ハピクル英語塾には、千葉県八千代市を中心に京成大久保校・八千代中央校・八千代台校の3校舎があり、小学2年生から中学3年生までのお子さんが通っています。
小学生の授業では、まず会話編のテキストを配って、出てくる会話文を聞いて、声に出します。そのあとオリジナルの解説プリントで、「どうしてこの形になるのか」を説明します。たとえば会話の中に s の付いた動詞が出てきたら、なぜ s が付くのかをそこで扱います。理由が分かったら、文法編の問題演習に進みます。
会話を聞いて声に出し、理由を知ってから、問題を解く。この順番だから、話すこともできて、文法も分かって、そのうえで学んだことが定着します。
会話で声に出す時間と、文法を理解して書く時間を組み合わせることで、話す力とテストで答える力の両方を育てやすくしています。
英語は、「どうしてそうなるのか」が分からないまま問題だけ解いても積み上がりません。
だからハピクルでは、授業の7割を解説、残りの3割を演習にあてています。解説を聞いて「なるほど」と思ってから問題を解く。そしてまた解説を聞いて、問題を解く。この繰り返しで進みます。
さらに、同じ単元を一度だけでなく、複数回にわたって解説します。宿題で新しい問題をたくさん出すことはせず、その日の授業の復習を中心にします。1回でつかみきれなかったお子さんも、2回目・3回目の説明で腑に落ちることがあるためです。
第3段階の文法は、ご家庭でいちばん教えにくい内容です。だからこそそこを説明の量で支えたい、という考えでこの形にしています。
英語を習うのが初めてのお子さんは、アルファベットの大文字・小文字から丁寧に始めます。学年で区切らず、今どこまで来ているかで決める考え方です。そのため英語を初めて習うお子さんは、学年にかかわらずアルファベットから確認します。基礎が固まったあとは、学年ごとのクラスへ分かれていきます。
学年による違いが出るのは、そこから先です。基礎が身についたあとは、学年ごとのクラスへ分かれていきます。
授業は仲間と一緒に進む集団授業が軸です。そのうえで、分からなかった単元は無料の個別補習でフォローします。通い方は週1回(必要に応じて無料補習を追加)なので、ほかの習い事と両立しているお子さんも続けやすい形です。
英語専門塾なので、英検を「今の力を確かめ、次の級へ進む区切り」として活用しています。段階的に受けていくことで、積み上がっている実感が持ちやすくなります。
英検3級からは、自分で文を組み立てる力が問われます。ここで差がつくのが文法です。単語と聞き取りだけで進めてきたお子さんが3級で足踏みするのは、この差によるものです。文法を順に積んでおくことが、そのまま3級への近道になります。上位のクラスでは、小学生のうちに英検3級(中学卒業程度)を目指すお子さんもいます。受検級や結果には個人差があります。
塾全体で「あかるく!たのしく!おもしろく!」を掲げています。教室長は3校舎とも、子どもとの距離が近いことを大切にしています。楽しく通い続けられることが、英語の力を積み上げる前提だと考えているためです。
無料体験授業があります。対象学年やクラスの最新情報は ハピクル英語塾の公式サイト でご確認ください。地域ごとの塾の選び方は 八千代台で塾を探すなら、八千代中央駅で塾を探すなら でも紹介しています。
小学生の英語の始め方について、押さえておきたいのは次の7つです。
英語は積み上げた分だけ形になります。だからこそ、あせらなくて大丈夫です。周りと比べるより、お子さんが今どこにいるかを確かめて、そのひとつ先から始めることが近道になります。
正直にお伝えすると、遅いです。学習指導要領の改訂で中学の英語が難しくなっているので、「中学からでも間に合う」という感覚のままだと入学後に授業についていくのが大変になります。ただ、打つ手がないわけではありません。英語1教科に時間を集中させる形なら、6年生や中学1年生から始めても間に合わせられます。中学入学までに第3段階(文法)まで届いていることが目安です。
ここで言う文法は、不定詞や三単現といった用語を覚えることではありません。「どうしてそう言うのか」を、子どもが分かる言葉で理解することです。理由が分かると覚える量そのものが減るため、負担はむしろ軽くなります。説明のある教え方のほうが伸びが大きいという研究があります。(Spada & Tomita, 2010/効果の出方には個人差があります)
第1段階(アルファベット)と第2段階(単語)までは進められます。アルファベットの練習も単語の暗記も、答えがはっきりしているためです。難しくなるのは第3段階(文法)から。「どうしてそうなるのか」を子どもにも分かる言葉で説明する必要があり、答え合わせだけでは進みにくくなります。ここで教室を検討するご家庭が多いです。
目的によります。英会話教室で育つのは主に聞く力・話す力、英語塾で育つのは主に文法の理解と、自分で文を組み立てる力です。「英語は好きだけれど、学校のテストにもつなげたい」という段階になったら、理由まで説明してくれるところを検討する価値があります。今までの学びは無駄になりません。音に慣れている分、文法を学び始めてからの伸びはむしろ大きくなりますし、文法をやったから話せなくなる、ということもありません。理由が分かると、初めての場面でも自分で文を作れるようになります。
情報の論拠
そのほかは、英語学習の一般的な知見と、ハピクル英語塾の指導方針・授業内容、塾長のnote、教室長へのヒアリングをもとにした指導現場の実感によります。
※本記事は2026年9月時点で確認できた公開情報・研究をもとに作成しています。各教室の詳細・最新情報は公式サイトにて直接ご確認ください。